FAQ

■外形図

■排気図

・緑色:吸い込む領域。
・青色:エアーカーテンの領域。
・エアーカーテンは最大幅1m、高さ1.2mほど到達します。

■設置向きについて

上向きでも横向きでも問題なくご利用いただけますが、一番有効なのは上向きになります。
ウイルスは下の方向に滞留するあるいは床に付着することがアメリカのCDCのレポートで分かっており、横向きや下向きではウイルスが拡散する可能性が出てくるため、出来るだけ上方の気流にウイルスを運ぶことが有効です。

■作動音について

簡易騒音計を用いて測定するとJIS基準で50dBを少し切る程度を示します。
これは、静かな事務所の騒音に該当します。
様々な施設で試し、動作音(騒音)についてご利用者の声を聞いたところ、静かな会議室での稼働時に「音が気になる」と言う人が数名いましたが、企業の受付や居酒屋などの飲食店では音が気になった人は皆無でした。 ※参考URL:日本騒音調査ソーチョー
騒音値の基準と目安 | 騒音調査・測定・解析のソーチョー (skklab.com)

■フィルターについて

取扱いは1種類「0.1μmまでキャッチする静電フィルター」になります。
交換期限は1ヶ月です。これは、絶えずウイルスがある現場を想定し安全性を担保するために設定した期限です。使用環境によってはお早目の交換をお願いいたします。

フィルターの汚れと劣化については、ウイルスを含んだ飛沫は本来無色のため、目視によるウイルス付着の判別は困難ですが、紫外線を長時間浴びると収縮するため、紫外線によるフィルターの劣化は目視で確認できます。紫外線による劣化を見つけた場合は早急に交換してください。

「エアーカーテン卓上型」は、外側の黒いスポンジのフィルターが洗える仕様になってますので定期的に清掃して下さい。

■エアーカーテン卓上型のACアダプタについて

製品に付属していますが、お客様にて別途ご用意される場合には12V2A~12V3AのACアダプターをご利用下さい。(ネット上の格安ACアダプタを接続されますと本体の故障等につながりますため、PSEマーク付きのACアダプタをご利用ください)

■フィルターのウイルスを不活性化する仕組み図

本製品の静電フィルターは、図のようにフィルターの繊維そのものに微弱な電荷が存在する特殊な繊維で作られたフィルターで、その電荷によって繊維の周りに静電気力が発生しています。この静電気によりウイルスを含んだ粒子がくっつく仕組みになっています。くっついている間に強烈な紫外線を浴びせ続けることでウイルスが不活性化していきます。普通の空気清浄機がフィルターでこしとるイメージなのに対し、本製品はそれに加え紫外線で殺す仕組みも取り入れています。

■オゾンの安全性について

本製品は、低濃度オゾンを発生する安全性を備えた製品です。
(オゾン発生器のように高濃度のオゾンを出すものではありません。)
オゾン測定器で観測しますと、小さな箱の中では数分で0.025ppm程度になりますが(実測値)、広い空間では0.005~0.015ppm程度です。複数台を同時に稼働しても0.1ppmを超えることはなく、低濃度オゾンを発生します。

※参考URL:低濃度オゾンがウイルスに対して有効かどうかの参考文献
本学の村田貴之教授が人体に安全な低濃度オゾンガスで新型コロナウイルスを不活性化できる事実を世界で初めて発見 | 藤田医科大学 – Fujita Health University (fujita-hu.ac.jp)

■お手入れ方法について

水拭きで表面を軽く拭いて定期的に清掃してください。※アルコールを含んだ布での拭き清掃も問題ございませんが、製品が水濡れすることがないように気を付けて下さい。

■その他のお問合せ

Q・ファン音が大きい、改善計画はあるか。

A・現時点で、本製品のリニューアル計画はありません。
デモの時に音が気になると言うお客様でも、購入されて実際の現場で稼働させると音は気にならないという意見に変わることが多くございます。現時点でのリニューアル計画はございません。

Q・オゾンは高濃度では有害となるため、この製品の放出量を教えて欲しい(mg/hr)。

A・本製品の放出量は0.100ppm以下の低濃度オゾンです。30cmキューブの閉鎖空間において、最大で0.050ppm程度で、いわゆる「低濃度オゾン」と言われる量になります。

Q・UVランプの光が上部隙間から漏れているのは有害ではないですか。

A・有害ではございません。見えている光は可視光線は紫外線の強度を測定しても十分に低い数値であり、また上からずっと光を眺めるような事はない環境で使いますので問題ございません。
もしも光の漏れが気になる場合には、お客様で内部に追加工することは可能かと存じます。

Q・UVランプの寿命はどのくらいですか。交換の必要があれば交換方法を教えて欲しい。

A・UVランプの寿命は約9000時間です。通常の稼働で3年程度に相当します。
交換方法は、修理(ランプ交換)預かりにて有償交換をさせていただいております。
交換ランプは、当社の計測機で254nmが出ているのを確認したうえで装着しております。

Q・空気清浄機として、どれくらいの範囲に効果がありますか。

A・簡易検査結果として、4人掛けテーブルが収まる空間(2.5m × 2.5m)を有効対象としています。

Q・始まりは医療向け販売と聞いてますが、その他市場実績はありますか。

A・以下の現場に提供実績がございます。
・医療施設(眼科)
・大手企業の受付
・老人施設
・測量事務所
・そば屋、精肉店、パンの全国チェーン
・居酒屋、夜の街関連(スナック・ラウンジ・キャバク